さてさて、一体、いつから日記をつけていなかったのか?
おぼろげには思い出すことができるけど、細かいことが思い出せなくなっている。
忙しいとはいえ、何をしたかのヒントになるように(財布のなかに溜まったレシートのように)日記を書こうと思う。
多分、このあたりから
12/22
多摩美は冬休み開始、当方は仕事が片づかず。
冬休みとはいえ、残った仕事と年越しのパーティのため殆ど毎日学校に来ることになる。
12/22-28
ひたすら作業。作業。作業。
こんな感じで、ひたすら一つのことを考え続けることが出来る時間があるというのはありがたい。
二個、三個のことを同時に行おうとするとどうも上手くいかない性格のようで、どっちかに気をとられてしまう。
洗濯しながら風呂を沸かしているといつの間にか、沸騰しているし…。
このころの記憶が殆ど無い…時間の前後関係もよく分からなくなってしまっている…。
12/29
イナガキさんと年越しパーティのための荷物の積み込み。
愛車シティはもうパンパン。ところてんだったら、既に押し出されていてもおかしくない!!
助手席のイナガキさんは、なんかヨガみたいな格好で座ってました。
12/30
既に目!肩!!腰!!!に疲れがキていてなんていうか、いろんなところが痛い。朝起きると目からは汁っぽいモノが…末期…
映像系作成追い込み。&after hoursのためのフライヤ作り。
夕方、翌日は雪との報アリ…ガーーーーン。
制作に夢中で天気予報なんて気にしてなかった…。
パーティは都内。ここは多摩美。
雪がひとたび降れば交通機関麻痺は間違いなし!!!愛車シティが動かなければ会場に機材系が到着しないという可能性もアリxxxxx
朝出発を超早朝4:00出発に切り替え、本日の作業を切り上げる。
頼む!!!首都高を降りるまで持ってくれ、自分の体。
ホサカくんと合流して24:00くらいに夜ご飯、自宅に戻って風呂で即寝。
12/31
3:30に目覚ましが鳴る。ホサカくんに起こされる。当方、起きたくない…。もう、目が開かないようぅと生まれたてのヤギみたいな気分でいても、既に天気は最悪なわけで、渋々、布団から出ることに。寒い。本当に寒い。
ここからが、長い・本当に長い一日の(一日半以上の)はじまりなのでした。
4:30自宅発、5:30前に会場着。
なんと、八王子-箱崎で一時間かからなかった。
大晦日のこんな時間ならこんなもんか。
会場に着くも、お昼まではなにも出来ないので仮眠をとることに。中に入れてくれた守衛さんに感謝しつつ、ぐっすり。
12:00ころ、ぼつぼつ皆さんが集まり始めて作業開始。
ここから開場まで、時間との勝負です。
限られた時間をどのように使い、クオリティを上げていくのか。アタマと手をフルに使うこと。
とはいえ、vjなんて初めてなので、分からないことだらけで何をするにも時間がかかる。
ケーブルの取り回しかた一つでも、経験の差が出てくる。うーん、大変じゃ。プロジェクタの設置では学校での経験が役に立つ。ココに気をつけろということは普段、口うるさく学生に言っているので、自然と手が動くのでした。排気口まわりはクリアランスを設けてとか、画角を稼ぐためには…とか。
外の設営組は雪の中の残酷な作業。中は限られたスペースの中での透明なテグスの中をさまよいながならの綿密な作業となりました。
いろいろとやりたかったことを消化しつつ、開場の時間。
灯りを落として、音楽が流れるとそこは先ほどとは全く別の空間-質量をもっていいて、これから始まる時間(朝まで)のことを意識せざるをえないのでした。
外はとても寒くて、雪までふっていたのに今は雨に変わり、フロアはお客さんでいっぱいで、言葉がつまるような嬉しい状況。
24:00=00:00
2004-05
Get ready for the future, But don’t forget your past.
多便、今年はそんな年になる。ここ数日間思っていたことを端的に表したフレーズだなあ。
2004年はいろいろなコトがあって、これは、毎年いろいろなことがあるのだけれども、正直なところ、得たことと失ったことがイコールでは無くちょっとマイナス寄りだった自分にとってこの年の最後をこのパーティで迎えることができたことはこの年の幸せなことのうちの一つであるし、同時に新しい年がこの場所で始まることも嬉しいことである。Thank you for everything!!!
1/1
朝の5:00くらいに体力的な限界を迎え、一時間ばかり寝る。
外は既に明るくなり始め、元旦の朝特有の空気が満ちていて、新しい年が始まったことを実感する。
朝になると、どうしても/どうしようもなく終わりの時間を意識してしまうのは自分もお客さんも同じようで、どうにかならないかなあと思うのだけれども、どうにもならない…。
いつか三日くらい何も考えなくていいようなパーティーを開くことができるといいなと思う。自分が御世話になった人やら友人やらを迎えてのものになるとおもうのだけれども、人がどんどん入れ替わっていくようなそんな感じ。
しょうがなく、片付けの時間が始まり、12:00くらいには全ての片付けが完了する。
あとは八王子まで帰るのみ。
ホントつらい。ワープしたい。
帰りの高速道路はずっとウトウトで命が危なかった!!!ホサカ君危険な目に遭わせてしまい、スマン!!運転中に何度も意識が飛んだ。急ブレーキ多数…
行きが一時間かからなかったのに、帰りは休憩やら渋滞やらで4時間くらい掛かった。酷い。
しかし、命があって良かった。神様に感謝。
全ての荷物を多摩美に降ろし(このときは雪で工芸.ガラス棟の前の坂をのぼることができなかった)、コマ寿司で、ドキ!男だらけ(二人)のお疲れ様大会。別々のものを頼みながらも会計が同額という新年早々めでたい事態に(自分はカニ汁(イリーガル系)を頼んでいたにもかかわらず)我々、ゲイだったらうまくいっていたかもしれないと思いつつ、満腹感にまたもや運転の危機を意識しつつ、自宅へ。
なんとかネムー(アラブ系の魔神.眠くする)も来ないで自宅に到着。
フラフラのアタマと体で実家へ帰る準備をする。
長野行き新幹線、大宮経由の最終に乗るも既に体力は限界で、降りるべき駅を乗り過ごしてしまいました。終点長野着…。
新年早々、両親に迷惑をかけることに、一時間くらいかけて親が迎えに来てくれたわけです。ありがとうございます。
自分は奥歯ガチガチでタダ、待ち続けていたのでした。
お迎えの車の中-そのまま次の昼間で、意識不明で眠り続けることに。
1/2
おばあちゃんの家へ。
干し柿をもらう。コレがおいしい。八王子に戻ってからの毎日の朝ご飯になる。干し柿と紅茶。
干し柿は体を温めるらしい。柿は体を冷やす果物だそうだ。
日に当てるということでその性質がかわるというのは興味深い。
毎年恒例の鯉こくを食べて、今年も始まったことを実感する。
1/3
朝からビールを飲んでしまった父親を助手席にのせて、実家に戻る。
この日は温泉-中学の同級生との焼きとりだった。とりとめの無い話をして、そのまま解散。帰ってくるとこういう友達がいるというのは本当にありがたいことだ。嬉しい。
1/4
明日から学校が始まるので昼の新幹線で東京へ。
そのまま、丸ビルで日本クラフト展を見に。思いがけず、当学科の名前を目にする。デザインコースの学生会場用の映像を作っていた。
財布を購入して帰宅。財布は秋口に壊れた。中学生の頃から使っていた財布だったが、小銭入れ、カードいれ共に穴が開いてしまっていてもう、使い物にならない状態だった。
地元のイトーヨーカドーで買った財布だった。何故かバドワイザーのエンブレムが埋め込まれた財布であったが、いつの間にかとれてしまっていた。
中学二年のときに買ったので、10年は使っていたことになる。
壊れてしまって残念。新しい財布は革の臭いが鼻につく。
1/5-7
四年生は卒制審査会の準備。
今日、出席している学生は安心だが、今日来ていない学生は心配だ。
四年生にとっては厳しい時間が続く。
このときは、意識の持ち方でどんなふうにでも時間を使うことが出来る。
学生としては、あと少ししか時間はない。
上手く時間を使って欲しい。
1/8
卒業制作審査、準備最終日・自分は年越しパーティのafter hours。全ての事柄が平行に動きつつ、1/9,10のに連休へ。
パーティのほうは、会場に合わせただけのお客さんがはいり、ほんとに良いパーティでした。
1/9
またもやフラフラで撤収。
夕方には、お好みやきを食べて解散。
My Words (Original Glide Mix)/Kenny Carvajal feat. Jon Pierce/Southport Weekender Vol. 2 Blaze Mix (Disc 1)
このmixCDはJoe Claussell(Disk2) のほうが好きなんだけれども、この曲だけは別格。フロアのポジティブな空気がアタマを離れない。
1/10
気絶するも、這って学校へいって仕事。いろいろ間に合わん!
1/11
審査会当日。
朝から夜まで、ホントに辛い。瀕死…
1/12
学生撮影
1/13
スタジオ別審査会
1/14
卒制審査会片付け・スタジオ打ち上げ
四方先生から、裏スタ5祭りという謎のコンセプトが告げられる。
なんのことだ!!!!!
ほろ酔いでいろんなことを考えながら帰宅。
1/15
気絶
1/16
今日。ワインを飲みながら日記を書く。とても長くなってしまった。
多分、今日でいろいろなコトが一区切りした感じがある。
そのせいなのか、昨日から、ネットが止められたままだ。区切りには、メールを受信することができないというのは丁度良い。
明日からまた、次のピリオドがはじまるのだなあと思う。